遠隔操作ウイルス男逮捕

私はインターネットを始めてから10弱となるがそれなりのネットマナーを身に付けたつもりであるがやっと「遠隔操作ウイルス事件」で10日の午前8時35分にIT企業の社員片祐輔容疑者(30)が威力業務妨害の疑いで東京都江東区の自宅で逮捕された。片山容疑者は容疑を否認している。
この事件はパソコン等の掲示板の「2ちゃんねる」で幼稚園児やコミケ会場での大量殺人を予告したメール(書き込み)を他人になりすまして愛知県警が4名を誤認逮捕したことから始まった。
その後も類似した事件が発生したが真犯人(おそらく片山容疑者だろう)から報道機関に挑戦状と思われるメールを各所に送信、片山容疑者VSマスコミとの対決となった。
その後、神奈川・江ノ島の民家の飼い猫に記憶媒体(マイクロSDカード)を首輪にあると犯行メールを送信、すぐに首輪からマイクロSDカードが発見された。
そのカードを分析したり、監視カメラの画像から片山容疑者と断定、逮捕に踏み切った。
今回の事件では責任をすべて2ちゃんねるになすりつけ、片山容疑者は事件に加担していないとする構図にしようと思った。
ところが報道機関にメールを送信した地点で片山容疑者の負け(逮捕)が確定するのが見えていた。それは警視庁がわざわざ海外まで行ってサーバーをすべて確認して海外のサーバーを経由して報道機関にメールを送信しては自らの首を絞めることになるのは分からなかったのだろう。これぞ「馬鹿と天才は紙一重」そのものである。
以前にも片山容疑者は2ちゃんねるで殺人予告をした容疑で逮捕され、実刑を受けた。このことで腹いせに起こしたものだろうと推測されている。
今度は片山容疑者は簡単には拘置所から出られないだろう。たとえ、出てきても一生涯情報機器を持たせない方がいいだろう。こんな野郎は公衆電話で十分だろうと私は思う。
今後もこの事件の展開が非常に気になる。