スクール水着

6月中旬に突入してもうすぐ学校では「プール開き」になるがそこで本日は「スクール水着」について語るのれす♪
スクール水着とは日本の小学校、中学校、高等学校で水泳の授業の時に着用する水着の俗称(正式名称は学校指定水着と呼ばれている)であり、略称は「スク水」(スクみず)で、約20〜30年前位から実際に着用していた女子からそう呼ばれるようになった。
スクール水着の歴史は「第二次世界大戦」後に新たな学校制度により「学習指導要領」が定められ、小学校、中学校、高等学校の保健体育で水泳の授業が組まれるようになった。
ところが市販の水着では形状・機能性が乏しく水泳の授業にふさわしくないことから当時の水泳競技の水着をヒントにして各メーカーで多少の差異があるもののスクール水着が完成したという。ちなみに男子用は「ボックス型」で女子用は「競泳タイプ」である。
スクール水着の材質は「ナイロン」や「ポリエステル」等の化学繊維が大部分であり、黒や紺一色が多く、最近では視認性の高い色(蛍光色が多い)も採用されているがこれは各地域の「漁業組合」が各水着メーカーに要望して作られたものだという。
このスクール水着であるが昔はプライベートでもスクール水着を着用した姿をプールや海でも見られたものであったが男女とも「ボディラインが分かってしまう」ということから男子ではトランクスタイプ、女子はファッション水着等が着用されることが多くなって最近ではプライベートでスクール水着を着用する生徒が皆無に等しくなった。
また「オリンピック」の影響で男女とも水着が進化した。男子用は「トランクスタイプ」女子用は「セパレートタイプ」と呼ばれる上半身と下半身で別々になり、太ももまで覆うものに変化しつつある。
時代も変わればスクール水着も変わるのれす★