JR東日本215系

本日は2月15日、そこで「オール二階建て」(両方の先頭車は一階部分に制御装置等が搭載されているため一階部分がない)をうたったJR東日本の「215系

(横浜駅にて撮影)
を紹介するのれす♪
この車両は1992年に落成し、同年4月から平日の朝夕の東海道本線京口の「湘南ライナー」(上りは東京駅{地下駅にも}〜小田原駅間)と同線の「快速アクティー」(東京駅
熱海駅間)として運用が開始された。
1993年に2次車が落成すると湘南ライナーが増発され、「湘南新宿ライナー」として新宿駅まで顔を出すようになり、行楽シーズンには「ホリデー快速ビューやまなし」が新宿駅小淵沢駅間(一時期は東京駅まで延長運転されていた)の中央本線の臨時列車として運転されるようになった。また、「湘南新宿ライン」が開業してからは新宿駅横須賀駅間でも運転されるようになった。
ところが客用扉が2カ所しかないのと、扉の間口が狭いのが災いしたのか215系を使用する列車(特に快速アクティー)の遅延が多く、2002年12月1日のダイヤ改正215系での快速アクティーの運転が無くなってしまった。
215系快速アクティー」というイメージとなっており、人気のある列車であったが使い勝手が悪かったのだろう。
また、湘南新宿ラインが全て新宿駅を直通する列車となったため、新宿駅始発の湘南新宿ラインでの215系の運転が消滅した。
現在は東海道本線湘南ライナーおはようライナー新宿、おやすみライナー小田原と中央本線ホリデー快速ビューやまなしで使われており、昼間は回送列車として東海道貨物線を走行している。(おはようライナー新宿とおやすみライナー小田原は湘南新宿ライナーから名称変更された)
この215系であるが私にはこんな思いがある。それは鉄道模型Nゲージ)がマイクロエースから発売されていることである。
なかなか大手の鉄道模型メーカーが模型化されない車両であったが約10年前についに215系がリリースされ、人気を集め、再生産されるほどであったが、近年の中華人民共和国(中国)の人件費の高騰により、10年前は10両で21000円であったが最近の生産ではなんと1万円以上の値上げを断行した。これでは欲しい人には手に入らないのは当然の結果なのである。(他のマイクロエース製品にもいえることだが…。)
露骨に不当な値上げをしては本当にダメれす!