非常食

先日11日の「東日本大震災」のNHK総合の番組で不適切な言動があったのでこれについて語る。
その某県の小学校の給食で普段の給食の代わりとして「乾パン」と水が配られた。そのインタビューに答えていた児童が「この乾パンでは栄養にはならないけど避難している時は重要」という言動に対し私は
「こいつ(児童)、言っていい事と言ってはいけない事があるんだぞ!」(児童に対して言うことではないが)
と思った。
たかが乾パン、されど乾パンであるが避難している方々には栄養と言って過言ではないと思う。もし、この児童が災害にあって乾パンを口にしないのか?と私は感じた。
確かに乾パンは正直あまり美味しいと思う方々は少ないと思う。最近は東日本大震災等の教訓から乾パンの需要が増え、色々なメーカーでも生産が追いつかない頃もあったという。
また、非常食にあって非常食にあらずというコンセプトを元に乾パン等の非常食にも工夫がされている。
缶詰はもちろんのこと、レトルト食品や水を入れてご飯やまぜご飯等が食べられるようになったり、中でもお菓子メーカーの「ロッテ」が非常用の「コアラのマーチ」が販売されたことで注目を浴びた。
この児童は大変ブルジョワな生活をしているのだろうと私は感じる。もしもこの児童が災害にあったらどうなるのだろうと私は恐ろしさも感じる。
最近の児童はぜいたくになったなと思うのは私だけではないだろう…。