ブルートレイン2

2004年10月のある新聞記事に
ブルートレイン、あさかぜとさくら

、来春に廃止」
を見て私は
「あさかぜ、今夏に乗ったら満席だったのに廃止?」
と驚いた。
理由は高速バスがブルートレインより安価で時間がそれほど変わらないのと、ここ数年のブルートレインの乗車率の低迷と車体の老朽化が廃止の原因という。
私は2004年秋頃からブルートレインの撮影に横浜駅大船駅に出かけたり、乗車記念にあさかぜのシャワーカードを購入したりした。
まだ鉄道ファンは10月の地点でまばらであったが廃止が近づくにつれてどんどん増加していった。
あさかぜとさくらの廃止と富士

の本州内での単独運転の最終日、私は東京駅10番線ホームにいた。ホームには鉄道ファンや一般人がたくさんいた。
普段、最終日は写真撮影はしないが発車間際に携帯で動画の撮影をしているところをNHKのテレビカメラに撮られNHKニュースに私が出ていたのには驚いた。週明けに会社に行くと先輩が「NHKニュースで見かけたよ」と言っていたのでみんなにバレバレだった。
近年、LCCが導入されブルートレインの廃止が急加速し、2006年に出雲、2008年に銀河と九州対関西ブルートレインなは・あかつきが廃止され、2009年に富士・はやぶさ

が廃止となり、東海道山陽本線ブルートレインの最終日には東京駅に約3000人を超える方々が詰めかけパニック寸前であった。
2010年には北陸、昨年は日本海の定期列車が廃止(臨時列車に格下げ)となり、残されたブルートレインはあけぼのと北斗星だけになってしまった。(カシオペアトワイライトエクスプレスと急行はまなすブルートレインではない)
最近、クローズアップされているのが「鉄道ファンのマナーの悪さ」である。駅構内や車内で大声を出して他のお客様や駅員に迷惑をかけたり、ホームの黄色い線の内側からはみ出して列車を妨害したり、鉄道部品の盗難など増加傾向にある。これは群集心理によるもので個人では出来ないが複数いると事を起こしてしまう心理である。
こんな悪質な鉄道ファンは本当の鉄道ファンに対して大変失礼である。ただちに他の趣味に乗り換えるべきだ!