常磐線のオンリーワン

現在、常磐線の「E531系」

に2階建てグリーン車が連結されているが本日は2階建て普通車で活躍していた415系の「クハ415-1901」

を紹介するのれす♪
常磐線の着席率の向上のため1991年にクハ415-1901がデビューした。
塗装は基本的にステンレス車である415系1500番台をベースとしているが車体は2階建て構造となっており、前面が白のFRPに貫通扉が青20号に塗装されている。車内の座席は扉付近はロングシートであるが1階席と車両後部は2&2、2階席は2&3のボックスシートであった。
主に常磐線の通勤快速を中心に運用されていたが乗降口が片側2カ所しかなく乗降に時間がかかったため朝夕のラッシュ時には遅延が発生することもあった。
この運用実績を基にしてオール2階建て列車である「215系

の普通車が設計された。
クハ415-1901は2005年7月9日のダイヤ改正で定期運用から外され、翌年3月で廃車、6月頃に郡山車両センターで解体された。
私は1991〜1993年によくこの車両に乗車していた。この頃はよく西船橋駅から武蔵野線新松戸駅まで行き、新松戸駅から常磐緩行線松戸駅に行ってからこの車両に乗車して北千住駅まで乗車して帰宅したものだった。
私の中で当時、2階建て車両のイメージはグリーン車であったが2階建て普通車はとても新鮮な存在だった。
クハ415-1901、もう少し長く乗車すればよかったれす…。