明知鉄道

本日、27年前の11月16日に「明知鉄道」が開業した日なのれす♪
明知鉄道国鉄明知線を引き継いだ第三セクター恵那駅明智駅間、路線延長25.1Kmで岐阜県恵那市中津川市等を結ぶ路線である。なお、明智駅明智町に所在しており明知鉄道開業時に明知駅から明智駅へと改称された。
使用車両は「アケチ6形」

が1両と「アケチ10形」

が5両の計6両が在籍している。
アケチ6形は1989年にデビュー、LE-CarIIシリーズと呼ばれるレールバスとなっており、車内はオールロングシートで冷房装置を搭載している。
アケチ10形は1998年にデビュー、今度は鉄道車両のコンセプトを盛り込みLE-DCとなり、地方私鉄標準形車両として明知鉄道がこの車両を初採用した。その後、他の地方私鉄や第三セクターに波及していった。
アケチ10形の車内は11、12の2両がセミクロスシートで10、13、14の3両がロングシートとなっており、冷房装置を搭載している。
1985年の開業当初に使われていた「アケチ1形」

が5両在籍していたがアケチ10形の置き換えにより1999年までに全車が廃車となった。
集客目的として2011年3月12日から「急行大正ロマン号」

(急行大正ロマン号のヘッドマーク
が一往復運転している。(月曜日は運休)この列車には第三セクターでは珍しい「食堂車」(厨房がないため調理したものを持ち込むシステム)がある。
現在、1時間〜1時間半に1本の割合で運転(土休日は夜間の一往復は運転されない)され、地元の通勤通学の足となっているが2012年3月17日から平日の上り最終列車が快速列車として運転している。

明知鉄道は2つの峠越えと急カーブの連続する路線であるが駅の勾配で飯沼駅が1位(33‰)、野志駅が2位(30‰)となっている。(アプト式鉄道は除く)
開業から27年、これからもがんばるのれす♪