教育方針

先週12日と今週19日にテレ玉でアニメ「アルプスの少女ハイジ

(写真左からハイジ、クララ)
を見ていたのれす♪
ストーリーはちょうどゼーゼマン家(クララの家でもある)にクララの「おばあさま」

が来たシーンからであった。
私はおばあさまの教育方針がハイジとクララに合っているのでは?と感じた。
おばあさまは字が読めないハイジに対し、本を読み聞かせながらハイジと添い寝するようになってからクララに助けられながらも本が読めるようになって家庭教師がハイジのことを絶賛していた。また、おばあさまはハイジと家の階段でジャンケン対決をして勝者が指の数だけ(グーは3段)階段を上がるゲームをすることによりハイジに数字を覚えさせていた。
おばあさまからゼーゼマン家の各紙部屋に案内されたハイジが屋外に出てアルプスの山々を見てハイジが泣き出してしまい、おばあさまはハイジがホームシックにかかっていると察し、クララもお部屋の中にずっと閉じこもりっきりでは身体によくないことから森へピクニックに行くことにより、野外の空気や草花や動物等に触れることによって二人に情操教育をおばあさまは考えたのだろう。二人をピクニックに連れて行ったことはおばあさまの思惑通りで正解だったと言える。
ピクニックの帰宅後にクララが発熱して寝込んだ際、クララはハイジに対して「お願いだから山へ帰らないで」と懇願したシーンを見て私は号泣してしまった。
おばあさまに対し、ゼーゼマン家の執事「ロッテンマイヤー

は頭がかたく、型式にとらわれた教育方針でハイジの自由奔放な性格とは正反対である。
このアニメを見ていてロッテンマイヤーはハイジとクララに押さえつけた教育をしているのでは?と感じた。特におばあさまとロッテンマイヤーがピクニックの帰宅後に話をし、ロッテンマイヤーが「無理やりピクニックに行きたいと言ったハイジの責任」とクララの発熱の原因をハイジに負わせるロッテンマイヤーに対し、おばあさまは「全て私(おばあさま)の責任」と言ったのにロッテンマイヤーはすぐに何でもかんでもハイジの責任にする姿を見て私はとても情けなく感じた。これではいつまでたってもロッテンマイヤーはハイジと打ち解けないし、クララの体調がますます悪くなるばかりである。少しはロッテンマイヤーも教育方針を変えないと?と私は思う。
どんな世界でも人間関係は大変なのれす…。