東急2000系

東急2000系

がデビューしてから今年3月末で20年となった。そこで本日は東急2000系を紹介するのれす♪
2000系は東急新玉川線田園都市線の輸送力向上のため1992年にデビューした。
車体は東横線大井町線で使用されている9000系とほぼ同じスタイルであるが2000系では屋根上の冷房装置が大型化され2つになったこととVVVFインバータ制御装置の形状が変更されたことと10両固定編成になったことが大きな特徴である。
内装が2001、2002編成の3号車と9号車の2両と2003編成の全車両で東急の次世代車両への開発として試験が行われた。
座席は赤色地と黄色地の座席モケットに3号車に横縞模様と9号車には花柄(2003編成は不明)となっており、中間車の貫通扉のガラスが三角形を2枚張り合わせたデザインとなり、7人掛けの座席に4:3になるように仕切りを取り付け、仕切りから網棚にかけて握り棒を配置した。窓のロールカーテンには東急線沿線の名所である「渋谷109」、「田園調布駅旧駅舎」、「横浜ベイブリッジ」が編み込まれている。ただ、座席のモケットは汚損がひどかったため、検査時に通常のものに交換された。
1992年3月に2編成20両(2001、2002編成)が田園都市線長津田検車区に1993年2月に1編成8両(2003編成)が東横線の元住吉検車区に所属していたが同年11月に中間車2両が落成、10両編成となり長津田検車区へと移籍した。
2005年に3編成とも「補助排障器」(スカート)

を取り付け、車両全体の印象が変わった。
2000系のデビュー当初は前面と側面の行先表示器が2001、2002編成は幕式で2003編成は3色LED式であったが2005〜2007年にかけて前面の種別と側面行先表示器がフルカラーLED式に行先は白色LED式にする改造工事を行い、現在に至っている。
運用は田園都市線中央林間駅〜渋谷駅間と帝都高速度交通営団(現在の東京地下鉄半蔵門線押上駅間までとなっており、東武スカイツリーラインを経由して日光線南栗橋駅伊勢崎線久喜駅には乗り入れない。
理由としては田園都市線の主力が8500系と新型の5000系で東武線直通に十分な編成数であることと2000系が東武線内での試運転中に誘導障害が発生したことから2000系の東武線への乗り入れ改造工事は行われなかった。
東武スカイツリーライン内で東急2000系が走行するシーンが見たかったれす…。