ファミリージョッキー

9日に中央競馬のGIレースの阪神ジュベナイルフィリーズが終わって中央競馬のGIレースは中山競馬場で行われるレースは残り3つ(朝日杯フューチュリティステークス中山大障害有馬記念)となった。そこで本日は「ファミリージョッキー

を紹介するのれす♪
ファミリージョッキーは1987年4月24日にナムコ(現在のバンダイナムコゲームス)からファミリーコンピューター用のROMカセットとして発売され、様々なゲーム機に移植された競馬ゲームである。
ゲーム内容はプレーヤーが騎手となり、それぞれの個性ある16頭の競走馬から好きな1頭を持ち馬として選びレースに出走して勝利し賞金を稼ぎ続けることにより新馬戦(新馬戦に勝てなかったら未勝利戦)→条件戦→GIIIレース→GIIレース→GIレースを目指し、最終的には天皇賞までの16レースを戦うゲームである。(賞金不足で途中のGIレースで16レースに達したらエンディングとなる)
全レース6頭立てであるが5着以下になったり、障害につまづいて落馬し画面からフェードアウトするとゲームオーバーとなる。
持ち馬は第3コーナーから第4コーナーと第1コーナーから第2コーナーにある直線に能力がアップするパネルがスピード(Sp・スピード能力が上がる)、スタミナ(St・ムチを叩いた時などスタミナが減りにくくなる)、ガッツ(G・ムチを叩いた時などにスタミナが減りにくい)、ジャンプ(J・ジャンプ力が上がり障害を飛越しやするなる)、ターボ(T・ムチを叩いた時の加速力が上がる)の5種類と2400m以上のレースでは能力アップパネルの他にスタミナゲージが回復する星マークのパネルとスタミナゲージが減少するドクロマークのパネルもあるがGIレースになると星マークとドクロマークのみとなる。
このファミリージョッキーは競馬ゲームとして良作であるが競馬ファンとしては何か物足りない部分が三つある。
一つ目はファミリージョッキーのコースは左回りコースのみで右回りコースがないことである。東京優駿日本ダービー)やジャパンカップ等左回りコースなら気持ちはわかるが本来、右回りコースで開催される皐月賞有馬記念等は無理があると思う。(たまに開催地が変更される場合もあるが…。)
二つ目は実際のレースと距離が全く違うことである。天皇賞の芝3200mは納得するが三冠レースの皐月賞が芝3600m障害、東京優駿日本ダービー)は芝4000m障害、菊花賞は芝3200m等、実際のレースと大違いで驚いた。
三つ目はFAMILYGAMEモードである。レースのみを楽しむONLYRACEの他にトーサン、カーサン、ヤヨイ、ユウタの家族4人が馬券(100円単位で枠番連勝複式3点まで)を購入出来るFAMILYGAMEがある。しかし、このFAMILYGAMEは1枠と2枠がプレーヤーが持ち馬を操作(片方のプレーヤーがゲームオーバーになったら次のレース以降の操作はコンピューターが行う)するため2人のプレーヤーがいるうちは「1-2」に賭けていれば的中しやすいことである。(逆にプレーヤー達が3、4着になって大波乱を起こし、みんなの賭け金を90円以下にしてONLYRACEにしてしまう手もある)
持ち馬を操作するプレーヤーが両方ともゲームオーバーとなって16レースまでいかないのがとても悲しい。どうせだったらFAMILYGAMEは16レースを賭けの対象にして、6頭の馬の操作をコンピューター任せにすればよかったなあと感じる。
競馬ゲームは面白いが複雑になって大変になったのれす。