小田急5000形

昨年11月6日付のブログで小田急線の非冷房車について2600形かな?と思ったが「5000形」

にも非冷房車が存在していたので書くのれす♪
5000形は1969年に4両固定編成がデビュー、1972〜1975年に「9000形

の新造により、5000形の増備が一旦休止となったが1976年から増備が再開され、1982年まで4両固定編成の5000形と1978年にデビューした6両固定編成の5200形の2種類があった。
1970年までに製造された5000形は2400形で冷房装置の試験をしていたため、屋根上にベンチレーターが設置され非冷房車で製造されたが1971年から増備された車両から冷房装置が標準装備となり、非冷房車に冷房装置を取り付ける改造工事が施工された。
塗装はケイプアイボリーの車体にロイヤルブルーの帯の塗装で小田急通勤型車両の標準色でこの5000形は始めからこの塗装であり、前面は小田急顔と呼ばれていた。
5000、5200形の増備が続けられ、窓がユニットサッシから一段下降窓となった。
最終的に5000形×15本60両と5200形×20本120両の合計180両となり、小田急の大所帯となった。
1982年7月12日のダイヤ改正から5200形箱根登山鉄道に直通運転されるようになり新宿駅箱根湯本駅間を急行列車で結ばれるようになった。
5000形はデビューから20年が経過した1990年から車体修理やシングルアームパンタグラフへの交換等を行い使用され続けたが、後輩の「1000形」

や「新3000形」

や「新4000形

のデビューによって徐々に数を減らしていった。
2007年には5200形が4両化され、5200形の廃車が進み、2011年1月29と30日に5000形10両編成(5200+5000形)の団体専用列車として新宿駅唐木田駅まで運転され、喜多見検車区唐木田出張所で撮影会が行われた。
ついに2012年3月16日に5000形の営業運転が終了、「小田急顔」

(写真は☆横虎☆さん提供)
が消滅した。
結論をいえば6両固定編成の非冷房車から昨年10月31日に放送されていたテレ玉太陽にほえろ!に出てきた車両は2600形と推測される。
使っている車両がわかってスッキリしたのれす♪