体罰リターンズ

先週13日に「文部科学省」から「体罰」についての基準のガイドライン(指針)が発表された。
その中身は「生徒に向かってペンを投げつけたり」や「生徒に裸で授業を受けさせる」等で生徒の指導として「当番(掃除や給食)を回数を多く与える」等が発表された。
私はこのガイドラインを聞いて
「先生もおちおち体罰なんかどころじゃないぞ!」
と感じた。
以前のはてなダイアリー体罰について触れたが本当に今の先生がたは頼りにならないな…。と思った。
確かにこんなガイドラインを設けて体罰を排除するのは並大抵のことでは可能ではない。それは今の両親が「体罰世代」であって子供を守ろうとするが「過保護」になってしまい、先生に文句をつけたり等する「モンスターペアレンツ」化している。
確かに子供を守ろうとすることは十二分に分かるがそんなんでは何も解決する糸口にもならない。
逆に教育させる立場でもある先生方にも体罰というしばりがあるのが現状である。
昔は体罰についてのガイドラインはなく、先生本人の方針で生徒ががまんづよくなるか先生に対して萎縮するか本当に紙一重でもあった。
「昔のやり方(先生の受けた体罰)なら…。」と思っていても周囲から見て体罰と言われたらゲームオーバーである。そうならないように先生も生徒も両親もみんな考えないといけない時代となってきた。
体罰を受ける側もやる側もそれなりの覚悟はあるのだろう。しかし、それでは通用する時代は終わったような気がした。そのガイドラインを聞くまでは…。