ネーミングライツ

先日13日のニュースで神奈川・鎌倉にある三つの海水浴場がそれぞれの海水浴場の「命名権」(ネーミングライツ)を募集していると報じていた。そこで本日はネーミングライツについて語るのれす♪
ネーミングライツとは建物の名称を複数年契約を交わして名称を企業名や商品名を建物の名称にしてPRを図るものである。主に地方自治体等が行っておりネーミングライツをすることで地方自治体の財政が潤うと言う。
アメリカの「MLB」ではこのネーミングライツを多用しており「シアトルマリナーズ」のホームスタジアムでもある「セーフコフィールド」等が有名である。ちなみにセーフコは生命保険会社である。
日本のプロ野球では「大阪ドーム」が「京セラドーム大阪」、「グリーンスタジアム神戸」が「ほっともっとフィールド神戸」、「新広島市民球場」が「MAZDAZoom-Zoomスタジアム広島」等、様々な球場でもネーミングライツを行ってる。
また、球場名の変更はないが「阪神甲子園球場」の内野指定席が大手電気メーカーの「東芝」が座席のネーミングライツを取得している。
企業にメリットがあるネーミングライツであるが過去にこのネーミングライツで大打撃を受けた企業があった。
それは「西武鉄道」が保有する「西武ライオンズ」(当時)が「西武ドーム」が完成して数年後にIT企業である「インボイス」が「インボイス西武ドーム」として2年間の契約を満了して次のネーミングライツ先である「グッドウィルグループ」が「グッドウィルドーム」として複数年契約し、西武ライオンズ二軍のスポンサーもグッドウィルにして話題を呼んだ。
ところがグッドウィルグループ傘下であった「コムスン」が介護事業での不正疑惑が発覚し、これを見た「日本プロ野球機構」(NPB)がグッドウィルグループネーミングライツを破棄、プロ野球界からグッドウィルグループが追放された。
現在も西武ホールディングスが球団を所有しているがパートナー企業でもある海外の会社から西武鉄道の赤字路線と埼玉西武ライオンズの売却を提案、これには球団だけではなく地元所沢の方々もとても困惑している。
そんなパートナー企業の言うことを聞いては絶対にダメれす!