緊急搬送拒否

先日16日のニュースで神戸大学付属病院で新規の患者さんの緊急搬送を拒んでいたことが報じられていた。
それは神戸大学付属病院にいた医師が新しい医師を登用したため、これに反した医師6名が辞意を表明、医師不足となったため5日から新規の患者さんが受け入れられないと神戸市消防局も了解していたという。
今回の緊急搬送拒否だが本当に医師が不足していることが露呈された。しかも今回の拒否は神戸大学付属病院の「内輪もめ」と私は思う。
大学病院の割には案外医師の人数が少ないと私は感じる。
医師を志願する学生が確かに減少しているのが現状である。
もし、急に倒れて生命の危険がある可能性があったらどうしようと皆様は絶対に病院に頼るはずである。しかし、内輪もめでの緊急搬送を拒否されれば助かるはずの生命も助からない可能性も出てくるのだろう。
人間は病気や出産等色々なアクシデントもありうることも…。ここはしっかりと病院と消防庁、何よりも「厚生労働省」がしっかり前に出てやらないと医師の育成等をしっかりとやらなくてはならないだろう。