プロ野球のマスコット(その5)

本日も引き続きプロ野球のマスコットについて語るのれす♪
ついに残り2球団となりました。
まずは「広島東洋カープ」のマスコットである「スラィリー」である。元々は広島東洋カープでは「カープ坊や」が長年、球団のシンボル的存在で着ぐるみも存在したが1995年7月にスラィリーが初出場、青緑色の毛むくじゃらの風貌をしているがスラィリーはなんとあの世界中で放送されている「セサミストリート」のデザインを手がけたアメリカの「ハリソンエリクソン社」でデザインされたという。ちなみにMLBの「フィラデルフィア・フィリーズ」のマスコットである「フィリー・ファナティック」と容姿が似ているという。
スラィリーの特長として鼻についているピロピロ笛で喜怒哀楽を表現し、チームが大量得点を上げたり、連勝中にはまれにピンク色した「ハッピースラィリー」が登場する。これは着ぐるみの変更ではなくスラィリーが突然変異した状態したものである。
スラィリーの趣味・特技はいたずらでまさにアメリカン仕込みである。
そして12球団の最後を飾る「福岡ソフトバンクホークス」の鷹をモチーフとした「ハリーホーク」がお父さんの「ホークファミリー」である。
ホークファミリーは1989年に大阪にフランチャイズがあった「南海ホークス」が福岡に移動した際に「南海電気鉄道」から「ダイエー」となったためブランドイメージを一新し、お父さんのハリーホークを中心としたホークファミリーが誕生した。
ホークファミリーは当時の親会社であるダイエーのCMキャラクターにも採用されていた。
このハリーホークであるが意外な所で注目されるようになった。
それは2000年10月に31歳という若さで他界した「藤井将雄」投手の代わりにハリーホークのぬいぐるみ」に「FUJII 15」と書かれたTシャツを着せてリーグ優勝を決め、一緒にそのぬいぐるみとともに胴上げに参加したことであった。そのぬいぐるみは「藤井ハリー」と呼ばれ2005年から「福岡ソフトバンクホークス」になってもこの藤井ハリーも胴上げに参加している。
以上全12球団のマスコットを簡単に紹介したが、プロ野球のマスコットには色々な思いがファンだけではなく皆様の心の中に刻み込まれているのれす☆